2008年08月24日

そら~ エリャアでェ!

疲れたときに、「エリャア」って言えせんきゃあ? 
偉い人の事を「エリャアさん」ともいうわな。
エリャアさんは、仕事もエリャアってことかな。

そういえば、「お疲れ様」っていうよね。
何で、「お」をつけ、「様」までつけるのかねえ。


「ご苦労様」を目上の人に使うのは失礼だから、「お疲れ様」が良いと言われる。

ある調査によれば、仕事が終わったときに、一緒に働いた人が
目上の人の場合は お疲れ様(でした):69.2% ご苦労様(でした):15.1%。
目下の人に対しては お疲れ様(でした):53.4% ご苦労様(でした):36.1% 
という結果とのこと。

「ご苦労様」は、一緒に仕事をしてくれた人に対し、“労(ねぎら)い”の気持ちをこめて言うようだ。
本来、“労う”という行為は、目上の者から目下の者に向けて行われるものだとされている。
目下の者が、目上の者を “労う”のは、失礼だ。
だから、自分と対等か、目下の人に対して「ご苦労様」がよいのかねえ。

「お疲れ様」も本来は、相手の苦労を“労う”意味だ。
しかし、『敬語の指針』では、「お疲れ様」は、仕事の後などに互いに声を掛け合うようなときに多く使う。
そのような場合なら、「お疲れ様でございました」などと言い方を丁寧にするなどして、誰に対しても使えるとされている。
“労う”という意味合いは、薄れているのかな。

いろいろな考え方があり、難しい。


今日で北京オリンピックも終る。

参加したアスリートの皆さ~ん   ご苦労様! お疲れ様!

メダルをとった人も、とれなかった人も・・・

メダルが、たとえどんな色だったとしても・・・

銀は金に「良い」に似てるし、銅は金に「同じ」だ。


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この記事へのコメント
boppoさん、こんにちは。
「お疲れ様」を予告どおり取り上げてくださりありがとうございます。感激です。

やはりそうでしたか。私が調べても上記のような使い分けの内容でした。
下の者が「犒う」のがよくないというのなら、根本的に、「ご苦労様」はダメで「お疲れ様」はよいという区別をつける必要もないと私は思うんですがねぇ~。
ずっと「ご苦労様」が当たり前だった私としては疑問が残ります。

もっとも、社内で下のものも「ご苦労様」を使うという15.1%の人は社内の習慣として残しているんでしょうね。少数派ながら。
職業指導等でも、社内の慣例がある場合にはそちらに従うように教えているようです。

昔は退社のさい、先に帰るほうが「失礼します」というと、送るほうも「失礼いたします」と返すことがあったが、今じゃあまり聞かなくなりましたね。これも変化でしょうか~。

余談ですが、今の若い人達は事あるごとに「お疲れ様」を使いますね。
最近、大学に行く機会があったのですが、ゼミでも文科系のサークルでも、皆別れ際に使ってました。世の中そんなに疲れることばかりなのか!?と訝ってしまう私。
学生さんだったら、さようなら、じゃあね、ぐらいでいいのでは・・・・・・と思ってしまう今日この頃です。そのうち中学生や小学生まで使い出したらたまったものじゃないです。ああ、おそがい。
Posted by nagoya_jin at 2008年08月26日 18:30
nagoya_jin さん コメントありがとうございました。

言葉って難しいですねえ。
言葉は生き物ですから、時代と共に使い方や意味合いがかわっていくのは仕方のないことでしょう。
その変わって行く過程では混乱するでしょうが、新しい用法や意味合いが定着していけば違和感もなくなります。
例えば、「全然」に続く言葉は否定のはずですが、最近ではどうでしょう?
また「新(あたら)しい」だって、もともとは「あらたしい」だったはづです。 今でも「新(あら)た」は残っています。
Posted by boppoboppo at 2008年08月27日 16:12
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