2009年04月12日

逆光はタブー?

今の時期にどこでもよく見かける風景に
サクラをバックに人物を撮影しているのを見かける。
だが、待てよ。
人物がカメラからそんなに離れたら・・・ 
顔が小さくなってしまうだろうに・・・
        (こんな撮影法は、どこから出てきたんだろう?)
カメラマンがもっと被写体に近づかなきゃ。
それとも、人物は写したい背景から少し離れて立って、人物をズームアップして撮影したらどうだろう。
背景がややボケて単純化され、人物がひきたつのになぁ。

それに
多くの場合、人物は太陽に向かって(順光で)立っていることが多い。
みんな眩しくて、目をしかめてしまって折角の表情が台無しじゃない!
人物は逆光か、半逆光で撮ったらどう。
これなら眩しさもなく、自然な表情になる。
太陽を背にしたら、「顔が陰になって暗くなっちゃうじゃない!」
それなら、フラッシュを強制発光させればいい。

写真の撮影にタブーなんてない!

ボケは、前ボケでも、後ボケだって主題だけにシャープになり効果的な場合がある。
ブレでさえ使いようによっては躍動的な効果を表現できることがある。
逆光だって時と場合によっては使える。
たとえば花なら太陽光に透けて見えたり、光ってとてもきれいになる。

逆光、ブレ、ボケは決してタブーではない。
これらを、うまく利用して一味違った写真をプレゼントすれば、感謝されることウケアイだよ。


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