2007年05月12日

花の少ない公園

まもなくユリの咲く頃になると華やかになるのだが、ウメ、モモ、サクラが終った今頃はこの公園は草花や花木が少なくなる。 散歩していても、イマイチ元気がでない。



左: カラタネオガタマ(唐種招霊)  モクレン科の常緑小高木。  
     中国の南部が原産。  花片には紅色の縁取りがあり、バナナに似た強い芳香がある。 
     別名: トウオガタマ(唐招霊)

中: トベラ(扉)  トベラ科   
     名前の由来は、全体に悪臭があるため、節分のときに扉にはさんで魔除けにしたことから。 
     白い5弁花、はのちに黄色く変化する。 
     果実は10月ごろ黄色く熟し、3つに裂けて赤い種子が露出する。


公園内は、上の二つの他はシャリンバイくらいのもの。
隣の市営住宅の庭に咲いている花のほうが余程多い。 しかし、この建物もまもなく建替え工事で取り壊されるため、花木もすべて撤去されるようだ。 寂しくなるなあ。


右、下左: エニシダ(金雀枝)   マメ科
         地中海沿岸が原産。  色々な種や交雑種がある。  
         枝や葉には毒があり誤って食べると中毒を起こす。  
         魔女のほうきは、この枝を束ねて作ったと言われている。



中: ハゴロモ・ジャスミン(羽衣ジャスミン)  モクセイ科  
     和名: 素馨 (そけい)  中国南東部原産。
     色は白く、とてもよい香りがする。
     しかし、花がいっぱいのときは、ちょっと香りがきつい過ぎる。  
     過ぎたるは及ばざるが如しってことかな。

右: イヌムレスズメ (犬群雀)  マメ科
     朝鮮半島原産。  
     花がいっぱい咲く様子を雀が群れてるさまに見立てた。 
     花は群雀と似ているが、サイズがやや小さい。


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