2007年06月15日

旧街道3 札の辻

札の辻

本町通と伝馬町の交差する場所にあった。 ここにはかって伝馬会所が置かれ、高札を掲げた場所であったため札の辻と呼ばれた。 名古屋から東や北に延びる街道の出発点となっていた。
このあたりが名古屋の中心であり、日本一古い歴史をもつ松坂屋もこの近くの京町通にあった。
名古屋城築城以前にはここに那古野山があったが、加藤清正が山を削り谷を埋めて整地したという。

広小路からお城までは碁盤割地区といわれ、ほぼ六十間四方に区切られた区画が99ブロック規則正しく並んでいる。 その南の端の堀切筋は1660年の大火で拡幅され広小路と名付けられた。
本町通は、名古屋城の築城時に、城の正門から南へ熱田と名古屋を結ぶ道としてつくられた。

交差点北西角にある「名所図会」のプレート。


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ダラダラと拡がってしまった現代の街は、
何もかもをそのダラダラの体内に埋もれさせてしまう。

 道端、「 伝馬会所 札の辻 」 の銘板

「 札の辻 」とは、幕府の法令を書...
名古屋トライアングル・・・大曽根・金山・枇杷島【処々てくてくテケテケ】at 2007年06月21日 18:01
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