2007年03月30日

オキナグサ

東谷山のシダレザクラの根元にひっそりと咲くオキナグサ。
皆、上ばかりを向いて通り過ぎていく。
誰も小さな草花などには目も留めない。
咲く場所と咲く時期が違えば、もっと注目されるだろうに・・・   キノドク ソー
そんなストレスから実が白髪状になったのだろうか?


     

     








  翁草  キンポウゲ科

葉や茎など全体が白毛におおわれている。 実(み)は白毛状になり、これを老人の髪にたとえた。


さてさて、メインのシダレザクラであるが、ご覧の通り見頃にはまだ間がありそうである。 しかし、木によっては5分咲きくらいのものもある。
渋滞と混雑に耐えてでも満開のサクラを見るか、早めに行ってユックリ眺めるか、判断に迷うところ。

シダレザクラは、まだでも・・・
モクレン、シデコブシ、ジュウガツザクラ、フクジュソウ、ユキヤナギ、チューリップ、シバザクラなど十分楽しめる。 ジュウガツザクラは秋から冬にかけて咲いたものより、春に咲くときの方が、艶やかである。 また、春に先駆けて花を開くフクジュソウも、生い茂った葉の上にまだ可憐な黄色い花をつけている。 こんな花々を探しながら、園内を散策するのはどうだろうか?  

Posted by boppo at 18:18Comments(0)TrackBack(0)

2007年03月30日

ユスラウメ と ニワウメ

春休みに入り、連休頃の気温になったので、平日にしては多くの人が出ていた。
4月6日から17日まで「シダレザクラまつり」が開催される。
シダレザクラはまだまだこれからである。

来月のイベントの頃には約1000本あるともいわれるのシダレザクラが咲き競うことだろう。
その頃には、周辺道路の大渋滞を覚悟して出かけたほうがいいだろう。
満開のサクラもいいが、咲き始めのこの時期もなかなか風情があっていいものだ。

シダレザクラをはじめ園内の花を順次紹介していこう。
東谷山フルーツパーク 第1弾は・・・

  ユスラウメ(桜桃)  バラ科

  ニワウメ(庭梅)  バラ科

ともに中国原産で、日本に渡来したのはかなり昔のこと。
また、ともに初夏に、直径 1 センチくらいの赤い実がなる。

ユスラウメの漢名「桜桃」は「おうとう」と読むが、太宰治の命日の「桜桃忌(おうとうき)」の「桜桃」は、サクランボの別名の「桜桃」を指す。  

Posted by boppo at 08:08Comments(4)TrackBack(0)